素行調査の費用
調査を依頼し、業者とその顧客との間でトラブルとなるケースは、悪徳業者の大半が駆逐された現在ではかなり少なくなりました。
しかしそれでも、調査の手法や結果、その他様々な部分でトラブルになる場合があります。
業者側の怠慢や説明不足の場合もあればお客側の理解不足、契約事項の不認識の場合もあるでしょう。
そういったトラブルの中で、最も多いものは何に関するものか、わかりますか?
そう、きっとほとんどの方の考える通り、調査費用、つまりお金に関係するトラブルが1番多く報告されています。
□例1
AさんはS社に素行調査を依頼していた。
契約時には、着手金10万円を支払っていた。
また、調査料金の上限を20万円までとし、事前に確認した予定では合計調査時間が20時間程度と聞いていた。
実際に調査をしたが、調査対象に動きはなく、2日間計20時間、張り込み調査を行っただけで終了していた。
Aさんは、望むべき結果ではないことを理由に支払いを拒否し、着手金の返還を求めた。
これに対し、S社は契約条項にある通り重過失が認められない場合以外の返金は行わないと説明し、残金10万円の支払を請求した。 |
このトラブルは、お客側が契約事項をきちんと把握していない為といえます。
まず、望む結論が出なくとも、調査の現場(=人)が動いていれば料金は発生します。
例外として完全成功報酬の場合は望む結論が出ない場合、費用は発生しないこともあります。
しかし、このS社は成功報酬制度を採用しておらず、そのことは契約書にも明記されていました。
Aさんは弁護士に悪徳業者Sに騙された!と訴えでたそうですが、逆に弁護士から窘められ、後日、S社とAさんの間で話し合いの結果、Aさんはきちんと残金を支払ったそうです。
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